オイル塗布位置サービスについて
2014年 04月 09日
昨年4月から開始させて頂いている「ライト治療院オイル塗布位置サービス」についてのお知らせです。
基本、塗布位置サービスでお伝えするオイルを塗る位置は「患者さんの一番弱い場所」を治療するためのそれです。
肺や胃や肝臓が10点の健康度だとしても、大腸が3点だと肺や胃や肝臓も3点の働きしかできないのです。
これは工場の流れ作業をイメージしていただけばすぐわかるかと思います。
仕事の遅い人(弱い内臓)に合わせるしかなくなるわけです。
急性または慢性の症状の原因は「弱い内臓」のせいで引き起こされる場合が多いので、塗布位置サービスでお伝えする位置でほとんどの症状に対処できるはずです。
が、ごくたまに特に急性の症状の場合が多いのですが、ピンポイントで位置を診なくてはいけない場合があります。
ですから、定期的に塗布位置をお伝えしていますが、その位置に塗った後に症状があまり変化がない場合はなるべく早くご連絡ください。
一応事例を紹介しておきます。
これは数年前のまだライト療法が開発されてなかった時のお話です。
「右腕が痛む、という患者さんの訴え。
全身的な治療方針を決定、施術をする。
これは「体力があればどんな病気でも治るはずだ」な視点からのそれ。
右腕の痛みといっても原因が右腕だけにあるわけではない場合に対応する為のそれでもある。
が、一向に良くならない。
ふとある考えが頭に浮かぶ。
そして足の人差し指の先にあるツボをチェック。
押すと激痛あり。
「厲兌」(れいだ)というツボ、意味は「虫の毒」である。
わたし「最近、虫に刺されてない?蜂か何か」
患者さん「さされた」
効くと左腕の右腕の痛む部分とほぼ同じ場所に刺された痕がある。
そこに鍼をしたら右腕の症状は消失した。
鍼の技術の一つに「巨刺」という手法がある。
痛みがある部分の左右反対側の同じ位置に刺激するとなぜか痛みが取れる、というものだ。
例えば右足首を捻挫した場合、左足首の同じ位置にかなりの強刺激を加えると右足首の痛みが取れるのだ。
これはちゃんとわたしも試したが確かに効果が出る場合がある。
今回の患者さんは蜂さんにこの逆の事をやられていた、ということになる。」
こういう明らかに局所の原因で症状が起こっている場合は全身的な効果を狙う塗布位置サービスの情報は効果がない場合があります。
ですから効果がない場合は連絡の上「こういう症状を治したい」とはっきりご申告おねがいします。
その尋ね方をされた場合、こちらの頭に定期的にお伝えした情報とは違う情報が浮かぶのです。
大抵の症状は申告なし、問答無用で効果がでるはずなんですがね。
by hariponpon | 2014-04-09 11:53