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欲望

殆どの人間は「自分の思い」が「叶っている」時は上機嫌で「叶っていない」時は不機嫌である。

「その程度の赤ちゃんにでも出来ることを死ぬまで繰り返すのが人間なの?人間ってその程度のもんなの?」というのがかねてからの疑問。
もしそれが「真実」だったら産まれて来ないほうがいいよね、無意味もいいとこだもん。
死ぬまで状況に振り回されて生きるって事だから。
年を食って醜くなるだけ、生きているだけで邪魔度数が上がっていくだけなんて。
それが楽しいって人間もいるかもだけど。

願いが叶っている時の「自分」と、叶っていない時の「自分」は、実は別人格。

「叶っていない時の自分」は「自分を不幸にする」というベクトルで行動してるもの。

だから、当然グダグダグダグダと愚痴やマイナス思考や攻撃的な思考に陥る。
その苦しみは「体力」が切れるまで続く、怒り悲しみ疲れて眠るまで。

でもその過程で「他人のせいにする」というベクトルを作ると、体力があるなら「寝ても冷めても「叶ってない自分」を演じる」事になる。
「余力がある時はマイナス思考」「恨み晴らします!」な行動パターンになってしまう。

そこに「理性」なぞ存在しない。
「敵(的:まと)」を倒すまで頑張ります!な思考と行動パターンになる。
それこそが「救い」と信じて。




愚か。




まさかここまでとは思わなかった。
途中で気がつくものと信じていた。
でもダメだった。

嫌いな相手だったら、即時正面から近づいて真っ二つにして終了だった。
だけど、それは出来なかった。
大好きな相手だったから。

だから待った。
これこそ試練だと信じて。

けど無駄と思い知らされた。

その程度だった。
「出来る人間」ではなかった。
たくさんの集団だったのに誰一人ダメだった。

この「自分」の「叶わなかった思い」も
邪魔なそれとして
進む。










by hariponpon | 2014-07-31 02:13  

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